印旛郡栄町から龍角寺です。そう言えば印旛村と本埜村が印西市になって、印旛郡は酒々井町と栄町だけになりました。この龍角寺は行った事は無かったですが名前は知ってました。カーナビでも結構角大画面でも出ていたので、この地域では大きいお寺なんだろうなと思っていましたが、着いたら何だこれは?と言うくらい寂れていました。
本堂も小さいです。
なのに房総の魅力500選選ばれています。
かつての建物の跡が残っていました。歴史はありそうなので調べてみれば、創建は703年です。物凄く古いです。徳川家康から20石を与えられてもいます。やはりただものでは無かったようです。しかし何度も再興しても火災で焼失しているそうです。そして今は置き去り感がただよっています。
ちなみにここの銅造薬師如来坐像は国の重要文化財で、
深大寺の銅造釈迦如来像とともに、関東地方に残
る奈良時代の仏像の稀少な例として注目される。だそうです。そしてブログを始めて知った事。それは日本では貴重な文化財は隠していて見れないものが多いです。なぜなんだと思いますが、この手のものは無いのも同然と考えないとなりません。
古いお寺らしく木は大きくて立派なものが多かったです。
この日この時は天気が良かったです。この後すぐに曇り空になりまして、いつものようなくすんだ写真の連発になってしまいましたけど、そのうちに載せます。
震災で石も落ちていました。ここだけでは無くて震災後にいくつかのお寺や神社を見ましたが、どこも石が落ちていました。きっと何百年も持ちこたえたであろう灯篭などが、遠く離れた千葉県でも崩れ落ちるほど地震だったのだと思います。
このブログで利根川沿いが弱いのは気が付いていましたので短時間で行ってきました。といっても神崎町までですけど。これから田んぼの緑が映える季節です。その時にまた行ければ良いのですけど。