続きます。ちょっとした憩い?の場所があって、本道とは別の道があるのでちょっと行ってみました。
するとウッドデッキ(の表現でいいのかな)の道がありとても気分がいいです。
奥まで行くと展望デッキがありました。このお寺さんは、来る人の事をよく考えてあるなと感心しました。
いや随分高くまで来ました。ここは夜ならば夜景スポットにはなりますね。
山側も一枚。御宿って平野部は少なくて、すぐに低いけど険しい山になります。
本道に戻り、まだ登ります。もう疲れてきたけどここまで来たら一番上まで行くしかありません。疲れる理由は階段だけでは無くてもう一つありまして、スズメバチが沢山いてあの羽音で威嚇してくる事です。あまりに危険なので枯れ枝を持って防戦しますが、いかにも心細いです。このような場所にはバトミントンのラケットがあればいいな。などと思いました。しかししつこさ?ではスズメバチも私には勝てません。上へ行きます。
やっと一番上まで来ました。三峰神社です。カメラの広角のゆがみがあり、カメラ内で補正出来るのですけど、そんな面倒な事はしないで歪んだままです。
夕影の松跡とありました。
調べてみると五代執権北条時頼公(最明寺入道)が諸国巡歴の折りに宿をとったと伝えられているのがここ最明寺です。時頼公は山頂に登り夕陽に輝く波静かな海や、老松の枝ぶりの見事さに魅せられて歌を詠んだと伝えられています。この句にある御宿(みやど)せしが地名の由来です。だそうです。
加筆 北条時頼「御宿せしそのときよりと人とはゞ網代の海に 夕影の松」の夕影の松の跡ですね。
さて頂上からの見晴らしです。角度が今一つで木で視界が遮られています。ちょっと低くなりますが、先ほどの展望デッキからの眺めが一番いいです。ちゃんとベンチが置いてあるのが嬉しいです。
こんな感じで大変良い場所です。なのにどうして一年間も載せていなかったのかと言うと、写真の数が多くて載せるのが面倒だったからです。しかしこのまま埋もれさすのは勿体ないお寺なので一年たった同じ時期にやっと載せられました。
天気が悪いのが残念でした。夏の行楽シーズンが終わったらまた行きたい場所です。