八剱八幡神社です。やつるぎはちまん神社と読みます。
人皇第12代景行天皇の40年、日本武尊御東征の折り、相模国(神奈川県)より此の地に渡らんとするとき、浦賀沖で暴風雨に遭遇し御船が転覆寸前となった。そのとき妃橘姫が、
「これ尊の相模の地より此の海を望み給ひて、これ小海なり、立跳りにも渡りつべし、とあさみ給ひしに依りて渡津海の神の怒り給ふなり」と海の神の怒りを静めようとして、尊の身代わりとなって御入水あそばれた。そのことにより、尊は無事に此の地にお着きになりましたが、姫の死を悼んでしばらく当社にご滞留になり、此の地を去ることをなさらなかったので、
「君去らず」と呼ぶようになり、なまって現在の
「木更津」になったと伝えられる。なのだそうです。
以下三枚15秒から25秒で撮っています。それでこの明るさですので、
実際にはほぼ真っ暗な場所です。
楽をしていては写真が撮れない場所です。しかしちょっと考えてみたら、夜のここで写真を撮ろうとする人はいないのが正解ですね。
誰も居ない夜にこのような場所で写真を撮っていると、いつも変な感覚におちいります。言葉で表現するのは難しいので省略しておきますけど。
なぜかご無沙汰だった木更津からでした。