勝浦市の鵜原理想郷です。ここの所天気が悪く気が滅入りますのでせめて晴れの写真を載せようと思えば、ほとんど晴れた写真が無いです。この写真は今年の二月のものです。小さい港もあり、人も生活しています。
やや逆光に負けていますが、そんなの気にしないです。
去年の六月に行った、三陸海岸とか浄土ヶ浜に似ているけど、やはりあちらには勝てないです。もし良かったら左の市別、県別カテゴリーから岩手県を見て下さいませ。あの時は六月で一眼は持っていなくて条件は今回の方が良いはずですが、景色は圧倒的に岩手の方がいいです。なのに何故理想郷などと大それた名前なのか? 後で書きますね。
しかし色々と言ってますが、晴れと青い海は気分の良いものです。この時は寒くて風も強いですけど、寒さには強いです。勝浦海中公園もすぐそこです。
鐘がありました。この日はここで誰一人とも会わず、一人満喫気分でしたので思い切って何度も鐘をならします。
南房総勝浦 鵜原理想郷と書いてありました。
とても気分が良くて、つい歌を歌っている自分がいました。当然あの鐘を鳴らすのはあなたです。
誰にも会っていないのに、あなたに会えてよかーったー♪です。しかし、人は皆ー孤独の中ー♪で合点です。
さてどうしてここが理想郷と呼ばれるのかですけど、
この理想郷が脚光をあびたのは、観光開発のブームが起きた大正末期の事で、時の鉄道大臣大木遠吉の秘書、後藤杉久という青年が別荘分譲を開始してからの事です。後藤は風光明媚な鵜原の地に大臣村の建設を計画し、東京から大臣をらを招いては大園遊会を開催しました。(入り口にあった看板より)
今でいうと政治がらみのリゾート開発だったようですね。その割には廃れた感があります。理想郷などと名付けなければ凄く良い所だと思います。しかし名前に期待して行くともしかするといささかがっかりするかもしれない場所です。
ここ二回千葉県とは何も関係ない写真を載せていましたので、今回から本線復帰です。滝のシリーズは中断になってしまいましたが、近日中に終わらせる予定です。